7月。梅雨。もう夏。
 フェスや夏祭りで真っ盛り…というわけでもなく。
 今年は本当に落ち着いた夏になってる(なってしまった)感じです。
こんな時は、インドアでもできる事しよーやv
 という事で、楽曲制作、ここ1ヶ月はオリジナル曲の作曲・作詞に精を出していまして。
 色々と新しい曲が出来てきています。
そこで、ストーが2020年7月現在で考えている「作曲で考えてること」を大公開しちゃいますv
 ま、このブログ自体見てる人少なめだし、半年後には新しい技術など身につけてたりしてリファインされる可能性高いので、少し参考程度に考えていただければ(笑)
※そして、結構今回は専門用語を使おうと思います。
 いつも見ていただいてる多くの人は、音楽知識もそこまで無い方も多いはずですが…。
 今後のミュージシャンになっていく人のアドバイスの1つにもなれば。
 そして、自分自身のアーカイブです(笑)
今回は「メロディ編」です。
 ・どうやってメロディを組み立ててるの?
 ・どのようにしたら、変化のあるオリジナルのメロを作り出すことができるの?
などの、ほんの少しだけでも参考になれば幸いです(^ ^)
まず、メロディを作るときに大前提で考えているのが、コレは作曲する皆さんとほぼ変わらずv
自分のセンスを信じる。
ということ。
 頭の中に降ってきた、湧いてきたメロディは自身の波長に最も良く合い、活き活きとしたラインを作っているんじゃないかと思うので。
 この感覚は一番大事にしてほしいなぁと思うんです。
でも、センスだけでは完全に煮詰まったり、思ったようなメロが浮かんでこなかったり。
 出来たとしても不満足なものになってしまったり、何かよく判らない事になってしまったりw
 そんな事態になることはあったかと思います。(他の業種の方も似た様なことあるはずですよねv)
そんなときに、必要なのが、
技術を使って、アシストする。
ということです。
 少しは色々と勉強はしていまして、どちらかと言うと和声学に近いお話かなと思います。
楽曲のキー(モード音楽では「トーナルセンター」とも言う)を見つけて(見つけ方は色々あります。ここでは割愛)、
 そのキーの音から、
『◯度音程』の音に注目していく事が多いです。
それも、個人的に結構注目する事が多いのが、
 → 9th(2nd)音程、11th(4th)音程、13th(6th)音程
 の3つ。
 この音程を使う事で、その人の曲の個性が出てきます。
①少し心が重なりあっていて、複雑でシンプルな音を奏でたい時
 →9thをメロに振り込みます。
②アッパー調のアゲアゲな曲で、前向きなメロを作りたい時
 →11thを何回か振り込んで仕掛けます。
③落ち着いた感じだけど、少し大人びた表情を出したい
 →13thをメロに振り込む事が多いです。
これらは、メロディの基幹部分の1st(キー)、3rd、5th、7thを補助する役割で、
 うまい具合に一部分だけこの音程のメロを入れ込むと、独特の味が出てきたりするんです。
 これをスパイスのように美味しく入れてる人は、「おぉ〜」と思います。
先に話しておくべきだったかもですが、
 キーの音に対する各音程には役割があり、メロディの流れ方や高さによって、奏でる役割が変わるんです。
 もちろん、音階(スケール、ト長調とかハ短調とか)に沿って基本的にはメロディメイクしていくんですが、
 その中で「ビミョーだな…」と思ったときには、
「あ〜、ここはもうちょい前向きにいきたいから、11thと5thで束ねようか」
 「都会的な感じに表現したいから、ちょっと9th試してみようか」
とかを考えながらメロディを作っていきます。
 緻密っしょ。。。そして、地味でしょ。。。(^ ^;
地味で目立たない作業を好んでやるのも、面白いですけどねv
 だからここまで音楽し続けてこれたのかも。
まあね、まだまだ言いたい事は山ほどあるんだけど・・・。
 今回はこの辺で。
 ご質問ある方は(そんな人おるかな。笑)、フォームやコメントでご連絡ください。
コード編も、またしたいと思いますv
小難しいお話にお付き合いいただき、ありがとうございました☆
 (完読した人、ホント感謝ですv)










