前々回からループステーションのお話をブログでしています。
次にご紹介するのが、現在のライブで主力で使っているこちら。

BOSS RC-500
です。
コレね…実はもうかれこれ4年以上前から欲しかった1台で。当時からちょくちょくと探し回っていたんですが、品切れになっていたのかなかなか見つからなくて。
ゲットしたのはつい最近。2025年の9月。そこから色々と準備して9月から運用を開始しました。
先ほど説明していたRC-10Rに比べて…とても自分には使いやすい!
僕の使用用途にかなりマッチしている1台ですね。
基本的な使い方は以前のRC-10Rと似ています。ですが、スイッチやボタンが多くなって、機能を各ボタンに振り分けられるようになり、ライブ中での誤操作が少なくなるという恩恵が得られました。
[REC/PLAY]スイッチ
[STOP]スイッチ
[TRACK SELECT]スイッチ
この3つが搭載されているので、それぞれの操作をしやすい。
RC-10Rなら、[REC/PLAY]・[STOP]の2つは同じ[LOOP]ボタンで操作する必要があり。。。
[TRACK SELECT]に関しては、[LOOP][RHYTHM]2つのボタンを同時押しという高等テクが必要になり(しかもライブ演奏中なら足で操作)、それが嫌なら外付けでフットスイッチを繋げて設定するという面倒な事態になってました。
そこで、フットスイッチ(BOSS FS-7)を使ってメモリの変更をはじめ、再生したループトラックの停止、メモリ内のトラック変更など多彩な役割をこなしていた形でした。

現在のRC-500でも外付けでフットスイッチを使ってますが、これの使用方法はほとんどメモリの変更する時のみ。
RC-10Rの時にはメモリ変更する時と、トラックを替える時とで、演奏形態によって変化が生じていました。
この弊害が…状況によって足元のRC-10Rを身体を屈ませて手で操作をする必要があったという事。。。どんなに設定変更で乗り越えようとも必ず足元を手で操作する形でライブをこなしてました。
それはライブ中に身体を屈める、お客さんの前で不穏に思われる動きをわざわざしていました。ここが僕にとって「う〜ん…」とずっと悩んでいた事でもあります。
その悩みがRC-500を導入する事ですべて解消されたんで、屈むこともなし。かなりパフォーマンスの見栄えが良くなったと思いますv
基本的な操作方法については、説明書がWEB上にあるのでこちらのリンクから
↓
https://static.roland.com/assets/media/pdf/RC-500_jpn02_W.pdf
さて、そのRC-500を使うにあたり、僕自身がどのようなセッティングをしているか大まかにお伝えしておきます。
【オケデータimport、および弾き語り時のSetting】※状況により変化する。
○オケのとき
⇨BOSS TONE STUDIO for RCを使う。(RC-10Rの場合は〜for RC-10R)

[1 or 2 TRACK EDIT(各トラック、デフォルト時から変更)]ボタンからの設定
・LOOP FX →OFF
・1SHOT →ON(OFFの場合もあり、状況による)
・LEVEL →40で!✳︎RC-10Rと同音量なら40が理想
・LOOP.S →OFF
・TEMPO.S →OFF

[MEMORY]ボタン
・PLAY →PLAY MODE →SINGLE
・CONTROL →CTL1 FUNC →MEMORY INC
→CTL1 FUNC →MEMORY DEC
[MENU]ボタン
・PREFERENCE →PDL1, PDL2, PDL3, CTL1, CTL2 PREF →SYSTEM
(これで全てのメモリーで上の設定が反映される)
・EXTENT →メモリーの切り替わる範囲を設定できる(01〜99)
☆この範囲設定を5種類設定可能(EXT1〜5)→フットスイッチのみで利用可能。一旦メモリー端のところで止まる。

○弾き語りのとき
[1 or 2 TRACK EDIT]
・LOOP FX →ON
・1SHOT →OFF(ONの場合もあり、状況による)
・LEVEL →100
・LOOP.S →1trk / 2trkの頭出しをするかどうか。時の状況による。
・TEMPO.S →ON
[MEMORY]
・PLAY →PLAY MODE →MULTI
僕がいじってる設定はこのくらいです。
足で踏んで操作をする部分はほぼ変わらず、設定だけを調整してオケ同期演奏時、弾き語りの多重録音時での環境を構築していってます。

現状ではこのような形ですが、将来的にオケの状況やバランスなどの変化によって設定状況は変わると思います。
参考程度にしていただければと思います。
今後としては、ボーカルマイクもつけてハーモニーを入れながらの多重演奏とか、まだまだ色々とできる範囲が多そう。
イマジネーションが沸々と湧き上がってくるのはとてもワクワクしますね。
はい、長々と書いてきたループステーションのシリーズはコレにて終了でございます。
最後まで読んで頂いた方いらっしゃるのかな…笑
そんな奇特な方は本当にありがとうございます。
いつかループステーションでまったりとお話し出来ればいいなぁ☆
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