出た・でた・デタ〜!
…何が出たって?
ソリャもちろん。
新しいアルバムですよ🎧
…ということで、ブログで寸劇にお付き合い頂きましてありがとうございましたv
新しいアルバム、無事にリリースいたしました。
『reportage』(ルポルタージュ)

(写真はSpotifyのサイトから)
1曲でも聴いて頂けるとありがたいです。そして、皆さんの色々な人生の瞬間に音楽を通して関わり合いたいと思います。
まあね、僕自身「ぜひ聴いて!絶対聴いて!めっちゃいいから!!」とは言えないタチで…笑
ムリ。人には人の考え方あるし。
強要みたくする事はできません。僕が他の人にされたらイヤな事はしないようにしないと。
(だから売れないんでしょうね…w)
ま、とにかく。
喜怒哀楽の瞬間に僕の音楽が寄り添える事ができれば、それは作った人間として幸せな事なんで。
そーゆー事です😆
さて、本題はここから。
楽曲解説をここで掲載していきます。
今回のアルバムに収録されている楽曲がどんな風に作られ、どんな目標のもと仕上がってきたのか。
楽曲にまつわるエピソードも色々とございます。
その中には須藤タカツグ自身が揺れ動いた想いや過去の思い出、激しい衝動に駆られて作り出した楽曲など多彩に仕上がった音楽たちの表情や深層を知って頂けるのではないかと思います。
そんなわけで、今回は最初の3曲ぐらいかな。
・Who is the Instigator?
意味としては、『厄介事を意図的に煽動するヤツはダレや⁉︎』という…。
こんな存在は遥か遠い昔から居るようで…最近はSNSとかで沢山見かけますね…。
心配不要なのに、必要以上に周りに喚き散らして注目を集めたがるヤツとかも。
お金儲けなど、自分の事しか考えられない薄っぺらい理由でしか行動できない人が殆ど大半だと思いますが…。
楽曲のイメージ意図としては、そんな煽ってくるヤツに対して、ロボットにでもなったように『ええよ〜』とだけ返答して、全く聞く耳を持たない我々、という表現をしてみた感じです。
そんな「しょーもない」ヤツに構ってられるほど、僕らは暇じゃない。笑。
インスト楽曲で、遊び心満載にして。8ビットBGM(レトロゲーム等かな)の印象を持ちながらループフレーズを基本に繰り返していくという構成に仕上げました。
アルバムの導入部分の音楽なので、タイトルの嫌らしさとは真逆の単調さと軽快さを表現してみてます。
・まばたき
『人が生きていく事は、一瞬一瞬の情熱を切り取って、自分なりに貼り合わせていく事だ。』
そんな風に昔の人が言ってた様な…笑
ダラダラと過ごす人生もあり。短く太く全身全霊を尽くすのもあり。
ただ、「自分に訪れる大切な瞬間」というのは誰にでもあるはず。
受験や就職面接やプレゼンとか。自分自身としては、もちろん目の前のライブでお客さんに触れる瞬間とか。自分が次のステージに行くために。
失敗する時もある。でもそれは「瞬間」であって、たとえ失敗しても後に訪れる「未来」はいくらでも挽回できる。
人間の評価って、失敗した時にどのくらい挽回する能力があるかで決まると思う。
その時を逃さず、未来に向けて懸命に努力する人へ向けたメッセージソングです。
サビのメロディ自体は2017年頃には既に出来ていて、全体を作ったのは2020年ごろ。
前アルバム『アメノウズメ』のコンセプトから少し外れた楽曲だったので、温めていました。
今回のアルバム採用にあたって歌詞とAメロ・Bメロを大幅修正。修正前のデモ音源はまた聴ける機会があるかもです…。
・ナニガシタイ?
「夢を持て!」
そんな言葉を、子供達は何人の大人に言われるんでしょうね…。
夢を持てる子供なら、それは問題ないです。
「夢なんてない。ふざけんな。」
こんな想いを抱いている子供は一定数います。同世代のクラスメイトでも居たりしました。
コレに対する答えを、僕が子供の頃の大人たちは全く示せてなかったんですよね…。
アンタが知らないのを、なんで押し付けてくんだよ。
子供はバカではない。大人の偽善なんてすぐにお見通しなんですよ。よく理解してください。
現在でもそんな風に考えている、頭の固いカタブツ達が社会を牛耳り、大手を振って歩いてる。
そんな人達に捧げたい、そして自分自身にも戒めとして突き刺したい楽曲として生まれたのがこの曲。
『絶望を笑顔で語る事ができて 初めて大人だと思えた』
詩には書いたけど、正直こんな大人になって欲しくないなぁ…。
楽曲の構成としては、ポップス寄りのロックなサウンド。
Aメロ・Bメロはマイナー調、サビはメジャー調で明暗をはっきり分けた形で作った楽曲。
アルバム全体を織りなす基幹になってる曲の1つで、そのための書き下ろし。
あと「スーツケース」というキーワードがあります。アルバムの楽曲を繋ぎ合わせる裏テーマになってるワードです。少し気にしながら追っていって頂ければ。
そんなわけで、続きはまた次回にでも。
計3〜4回ぐらいに分けてお届けかなぁと思います。お楽しみに。