はい、今回のブログはマニアックです…。
音楽人として色々な音楽関連の活動をしていますが、やはりメインの活動はシンガーソングライターでの活動。
ライブでの演奏・パフォーマンスやオリジナル楽曲の作曲や制作の作業です。
自分の意思をはっきりと反映させることができて、個人的には刺激的なことが多いですね。
ま、これで多くの方に楽しんで聴いていただいて、より金銭的な部分で余裕ができるといいんやけど…笑
そんなライブ活動で最近は持ち込み使用機材の1つとして重宝しており、ある意味ギターとともに『ストーのもう1人の相棒』という立場になっている機材があります。
それがこれ。

【ループステーション(ルーパー)】。
概要としては、
ループ・ステーションとは、自分の声や楽器の音を録音して、その音を繰り返し(ループ)再生しながら、新しい音を重ねていくことができる楽器・機材です。これにより、一人でもバンドのような重層的な演奏や楽曲制作が可能です。
(Google GeminiのAIによる概要より)
ということなのです。
もうワタクシ・須藤タカツグは20年以上音楽活動してきたんですが…ギターの弾き語りで活動してきて。
でも、何か足りなくて。。。イライラしてました。
「もっと多層的な音楽を披露したい。」「自分が表現したい音楽はこんなんじゃない。」
とか。
すごく大きなジレンマの中で生きてきた気がします。
転機は約7年前。2018年の11月に観にいったQUEENを題材にした映画「Bohemian Rhapsody」。
え?ここから何が展開するわけ?いやね〜…

○映画を観た!感動した!ピアノで弾き語りしてみたい!練習しよ!
↓
○ピアノ弾くの楽しいなぁ!
↓
○あれ?なんかピアノで弾いてるとアンサンブルの手法が色々と分かってきたぞ…!
↓
○この楽曲を伴奏してみて音を重ねてみると…めっちゃ違った感じになるやん!めちゃ楽しい!!
↓
○ん…?コレを自分のオリジナル楽曲でやってみたらよくね?なんか頭の中だけで鳴らしてた楽曲アレンジを表現できるんじゃ!?
↓
○オリジナル楽曲をフルバンド形式で作ったらええやん!!
↓
○あれ…ループステーションにそのフルバンド音源のデータを入れたら、ライブでも好きなタイミングで音出し出来て、自分が理想とするライブ演奏ができるんじゃ!?
…と、ここまで考えが巡り巡って。そんなわけで、
【ループステーションにパソコンで作ったオリジナル楽曲のオケ音源を保存し、それを再生することで同期演奏をする。】
こんな考えが浮かび上がったんです☆
それで、実際にライブで実践投入したのが翌2019年の1月から。最初の投入時は2曲ぐらいしか音源はできてなかったですが、個人的には、
「これだ!!」
という大きな手応えを感じていくことになります。
コレね、実は結構色々な人に言われたことあるんです。(特に音楽関係者)
「実際さ〜、PAさんにオケを流してもらってカラオケで歌うのと一緒でしょ??」
って。
あのさ〜、全然違うから。
全くもって別の意味になるから。音楽に関わる人でさえそんな事を言う人が多かったので、ガッカリです…。
(あ、フツーの関係者じゃない人にはいくら言われても構いません。内情を知らないわけだし。)
PA(音響)さんにあらかじめ音源を渡しておいて、その人に再生してもらって歌うという形。
シンガーさん(ハンドマイクで歌う人)やアイドルグループなどのライブで多い光景です。
でもね…音源を再生するタイミングが違うのよ。全然ライブ自体のリズムが合わないの。
「このタイミングで曲スタートや!」という所で来ないわけです。そりゃワンマンライブの時以外は短時間のリハーサルで詰められるわけないし、リハさえない状態で本番迎えることもちょくちょくあるんで。
そんなわけで、数年前から『PAさんに依存しない音作りやタイミング』を見越しながらライブのパフォーマンスができるように仕様変更してきています。今もブラッシュアップ中。
ライブ本番というのはトラブルが基本的に多いのが当たり前。お客さんからのヤジや会話とか、いきなり電源切れたりとか、もう色々。。。型にハマった形でライブを繰り広げる事はできないです。ワタクシの場合は特に。
ライブの流れを意識し、お客さんと演奏者(ここでは自分ね)の流れをうまく掴めるか。個人的にはここが大事で。
なっが〜〜い話をしてきましたが、要するにループステーションを使って音源を操作する事で自分のタイミングやライブの流れを自身でコントロールできるんですね。
コレが完全な狙い。
僕のを参考にパクってもらうのは構いませんが、そこにある目的や目標とした結果を考えて準備しないと痛い目に遭うから…気をつけてくださいです。
めちゃくちゃに長いブログになってきたので、続き(というか本番のループステーション解説)は次のブログにて!w










